レンタルスーツケースを盗難されたり紛失した場合の対処法は?

レンタルスーツケースを盗難されたり紛失した場合の対処法は?

レンタルしたスーツケースを盗難された、もしくは紛失してしまった場合、基本的にレンタル業者に弁償しなければいけません。

安いスーツケースならまだしもブランドのスーツケースをレンタルした場合、高額の請求がくることになってしまいます。

ここでは、もしもの時の為に、レンタルスーツケースを盗難されたり紛失した場合の対処法を紹介しています。

レンタルスーツケースを盗難されたり紛失した場合

レンタルスーツケースを盗難されたり紛失した場合、海外旅行保険で補償できる場合があります。

海外旅行保険で対処する

まず、海外旅行保険には「携行品損害補償」がついている場合が多いですが、携行品損害補償ではレンタル品の補償は受けられません。

レンタル品の場合は「賠償責任補償特約」(各社名前が異なる)を付帯することで補償が受けられます。

以下のQ&Aが参考にしてください。

損保ジャパンの場合
Q:レンタル用品は補償されますか?
A:レンタル用品*1の破損・紛失・盗難によりレンタル業者へ損害を与え、お客さまが法律上の賠償責任を負うことになった際、「賠償責任補償特約」をセットしている場合は補償の対象となります。

ただし、補償対象となるのは「お客さまご自身がレンタル業者から直接借り入れた*2旅行用品・生活用品」です。お客さまご自身がレンタル契約を結ばずに旅行会社等からサービス等で借り入れた場合は補償対象とはなりません。

*1レンタル用品にはwifi、携帯電話を含みます。
*2「直接借り入れた」とは、お客さまご自身が直接レンタル契約書にサイン等をして申し込みをされた場合となります。

三井住友海上の場合
Q:海外旅行保険で、レンタルした携帯電話等を紛失したり、破損した場合に補償されますか?

A:はい。旅行のために業者から借り入れた用品を紛失・破損し法律上の損害賠償責任を負った場合は、<賠償責任危険補償特約>で補償されます。

クレジットカード付帯の海外旅行保険で対処する

年会費無料のクレジットカードでも、海外旅行保険が付帯されている場合があります。

この場合、海外旅行保険より補償される金額の上限が低い、などのような違いがあります。

以下のQ&Aを参考にしてください。

損保ジャパンの場合
Q:クレジットカードにセットされている海外旅行保険では十分ではないのですか?
A:クレジットカードにセットされている海外旅行保険は、当該クレジットカードでの旅行代金の決済などの条件付きで補償される場合、保険金額が低い場合、携行品補償の自己負担額がある場合などがあります。

新・海外旅行保険【off!(オフ)】では、ご自身で保険金額を設定したり、携行品補償を自己負担額(免責金額)なく契約ができるため、クレジットカードの補償内容で足りない補償を上乗せすることができます。

クレジットカード付帯の海外旅行保険だけでは、レンタル業者から借りたレンタル品を盗難されたり紛失した場合には、補償を受けることができないようです。

破損など、現物が存在する場合にだけ補償されるクレジットカードがほとんどです。

オプションで「個人賠償責任保険」といったような保険に加入することで補償を受けられるクレジットカードが多いようです。

詳しくは各保険会社にて確認してください。

レンタルスーツケースの紛失・盗難まとめ

レンタルスーツケースに紛失・盗難保証をつけたい場合は、「賠償責任補償」特約などを付帯した海外旅行保険に加入するか、クレジットカードの保険を確認しましょう。

基本的に、空港内にも海外旅行保険の窓口があるので、心配になった方は「渡航前に加入」するといいでしょう。

安く済ませたいならネットから申し込むのがおすすめです。

各社保険内容が異なりますので、詳しくはこれから加入する、または加入している保険会社やクレジットカード会社にお問い合わせください。

保険の保証内容は複雑でわかりにくいので、わからないことはチャットや電話で問い合わせることをおすすめします。